ポケカ鑑定会社の比較:PSA・BGS・CGC・ARS
ポケカ鑑定の出し先は、世界の大手3社であるPSA、BGS(Beckett)、CGCと、日本発のARSが主な候補です。 4社は料金、サブグレードの有無、日本からの出し方、そして何より「鑑定品が売るときにいくらになるか」が違います。 各社の料金とあわせて、どこに出すべきかを正直に比較します。
このサイトに載っているカードの値段は、英語版(海外版)カードのTCGplayer(米国のトレカ売買サイト)での市場価格です。 日本語版カードの未鑑定の相場は、カードラッシュや晴れる屋2の買取表、メルカリの売り切れ価格、ヤフオクの落札相場で確認してください。 Ripdexアプリは日本語版カードも認識しますが、表示されるのは米国市場価格(USD)で、日本のショップの価格ではありません。
PSA・BGS・CGC・ARSの比較表
要点を先にまとめると、売るときに強いのはPSA、サブグレードとブラックラベルならBGS、料金の手ごろさならCGC、日本国内で完結させたいならARSです。 日本語・円建てで申し込めるのはPSA JapanとARSで、CGCには日本公式受付センターがあります。BGSは米国へ送るのが基本です。
| PSA | BGS(Beckett) | CGC | ARS | |
|---|---|---|---|---|
| 日本からの出し方 | 東京のPSA Japanに日本語・円建てで申し込めます(代行業者やショップの受付代行も可) | 日本の窓口はありません。公式サイトから英語で申し込んで米国へ送るか、代行業者を使います | 公式サイトから直接、または日本公式受付センター(トレカBROG水道橋店) | 東京都台東区の国内の鑑定会社。Webで申し込んでカードを郵送。国際発送は要りません |
| 最安プラン(1枚) | スタンダード 9,980円(申告価格15万円以下、最低枚数なし)+事務手数料550円/注文 | Base 14.95ドル(サブグレード付きは17.95ドル)※米国の料金 | Bulk 17ドル(25枚以上)、Economy 20ドル(最低枚数なし)※米国の料金 | Standard-I 3,850円(3万円までのカード、税込) |
| 納期の目安(最安プラン) | 100営業日(予定) | 45日以上(米国との往復の輸送は別) | 約30〜50日(米国との往復の輸送は別) | 約2〜3か月 |
| サブグレード | なし | あり(4項目)。BGSの看板です | オプション | センタリングを減点対象にしない独自の基準 |
| 最高評価 | PSA 10 GEM MINT | ブラックラベル10(4項目すべて10) | CGC 10 Pristine | ARS 10+ |
| 売るときの評価 | ポケモンカードでは最も高値がつきやすく、売れるのも早い | サブグレードが評価されており、ブラックラベルには大きなプレミアがつく | 料金が手ごろで、認知度も上がってきている | 日本発の鑑定会社。国内だけで完結させたい人向け |
PSA JapanとARSは2026年9月時点の円建て料金、BGSとCGCは2026年7月時点の米国の料金(USD)です。 BGSとCGCを日本から出す場合は、国際送料や代行料が別にかかります。料金はよく変わるので、申し込む前に各社の公式サイトで最新の料金を確認してください。
鑑定会社選びで差が出るのはこんなカード
下の4枚は、このサイトで価格がわかる英語版18,445枚のうち、未鑑定の米国市場価格が最も高いカードです(2026年10月時点)。 鑑定後の値段がここからどれだけ上がるかは、どこの鑑定品になるかで変わります。カードのページは英語表示です。




価格はTCGplayerの米国市場価格(米ドル建て)です。円での金額は概算で、欧州中央銀行(ECB)の2026年10月9日時点の参照レートで換算しています。
日本からの出し方:PSA Japan・BGS・CGC
PSAは東京にオフィスがあり、PSA Japanなら日本語・円建てで申し込めて、米国への発送も要りません。 CGCは日本公式受付センター経由で出せますが、BGSは公式サイトから米国へ直接送るか、代行業者に任せることになります。
- PSA Japan:PSAは2018年11月に東京オフィスを開設しました。2026年9月時点の最安プランは、2026年9月15日に始まったスタンダードの1枚9,980円(申告価格15万円以下、予定納期100営業日)です。 1注文ごとの事務手数料550円と保険・返送料が別にかかります。以前の安い「バリュー」系プランは2026年6月3日から受付を停止しています。 直接申し込むほか、代行業者やカードショップの受付代行も使えます。詳しくは鑑定費用のページで解説しています。
- BGS(Beckett):日本の窓口はありません。公式サイトでアカウントを作って英語で申し込み、EMSやFedExで米国へ送ります。 梱包から申請、発送までを任せられる代行業者もあります。Baseプランの納期は45日以上で、ここに米国との往復の輸送期間と返送料が加わります。
- CGC:公式サイトから直接出すほか、日本公式受付センターのブラザーズ株式会社(トレカBROG水道橋店、東京都千代田区)を通して申し込めます。 受付センターを使えば日本語でやり取りでき、国際発送を自分で手配する必要がありません。BulkやEconomyの納期は約30〜50日です(輸送期間は別)。
ARSとは?センタリングを減点しない国内の鑑定会社
ARSは東京都台東区にある日本の鑑定会社で、日本初のTCG鑑定機関をうたっています。ポケモンカードゲームも鑑定の対象です。 最大の特徴は、センタリングのずれを減点対象にしないこと。印刷の位置がずれたカードでも、角やフチ、表面がきれいなら高い点数が期待できます。
- 評価は1から10まで。さらに上の最高評価として10+があります。
- 料金はカードの価格帯で決まり、3万円までのカードなら1枚3,850円(税込)です。2026年4月17日の受付分から新しい料金になりました。
- 急ぎのオプションは1枚2,200円の追加で、返送料も別にかかります。通常の納期は約2〜3か月です。
- 申し込みはWebフォームから行い、カードは国内の郵送で送るだけです。海外へカードを送るリスクがありません。
一方で、ポケモンカードを売るときに値段がつきやすいのはPSAの鑑定品です。ARSは自分で持っておくカードや、センタリング以外の状態に自信があるカードに向いています。
PSAとBGSの違い:サブグレードとブラックラベル
PSAはカード全体に1つの点数だけを付けます。BGSはセンタリング、コーナー、エッジ、表面の4項目それぞれに点数(サブグレード)を付け、そこから総合点を決めます。 どこで減点されたのかがひと目でわかるのが、BGSが選ばれる理由です。
- ブラックラベル:4項目すべてが10のBGS10。条件からして数が少なく、PSA10より高く売れることもあります。
- ゴールドラベル:BGS9.5以上の鑑定品に付くラベルです。同じ10点でも、4項目がすべて10でなければブラックにはなりません。
- 売るとき:同じ点数なら、PSA10のほうがBGS9.5より高く売れることがよくあります。BGSで大きく勝てるのは、ほぼブラックラベルのときだけです。
PSAの点数ごとの値段の差は、PSA9とPSA10の違いで詳しく解説しています。
あなたに合う鑑定会社は?
近いうちに売るつもり
PSAです。ポケモンカードではPSAの鑑定品がいちばん高く、早く売れる傾向があります。そもそも鑑定する価値のあるカードなら、料金の差はたいてい売値で取り戻せます。
自分のコレクションとして持っておく
CGC、BGS、ARSでも十分です。ケースによる保護と本物の証明は変わらず、料金は安く済みます。売らないカードなら、売るときのプレミアの差は関係ありません。
傷ひとつない現行カードがある
BGSのブラックラベル狙いを考える価値があります。4項目すべて10ならPSA10を上回ることもあります。出す前に、カード状態ガイドで厳しく見きわめてください。
センタリングだけがずれている
ARSが候補になります。ARSはセンタリングのずれを減点対象にしないため、角やフチ、表面がきれいなら高い点数を狙えます。ただし売るならPSAのほうが一般的です。
まとめて何枚も出したい
PSA Japanのスタンダードは最低枚数がなく、枚数をまとめると事務手数料と保険・返送料の1枚あたりの負担が下がります。CGCのBulkは25枚以上が条件です。まとめ出しの総額ではなく、1枚ごとに元が取れるかを計算しましょう。
どこに出すにしても、先に状態を正直に見きわめることが大切です。カード状態ガイドで、センタリング、角、フチ、表面のチェック方法を確認できます。
ポケカ鑑定会社の比較:よくある質問
ポケカの鑑定はどこがいいですか?
売るつもりならPSAが基本です。ポケモンカードではPSAの鑑定品がいちばん高く、早く売れる傾向があり、それが高めの料金を払う理由になります。CGCは料金の安さで、BGSはサブグレードと最高評価のブラックラベル10で選ばれています。日本で手続きを完結させたいなら、国内の鑑定会社ARSも候補です。
PSAとBGSの違いは?
いちばんの違いはサブグレードです。PSAは1つの総合点だけを付けますが、BGSはセンタリング、コーナー、エッジ、表面の4項目に点数を付け、4項目すべてが10のときだけブラックラベル10になります。出し方も違い、PSAは東京のPSA Japanに日本語で申し込めますが、BGSには日本の窓口がなく、米国へ直接送るか代行業者を使います。
ARSとは?
東京都台東区にある日本の鑑定会社で、日本初のTCG鑑定機関をうたっています。評価は1から10までに加えて最上位の10+があり、センタリングのずれを減点対象にしないのが大きな特徴です。料金は3万円までのカードなら1枚3,850円(税込、2026年4月17日改定後)で、Webで申し込んでカードを郵送します。
鑑定の料金はどれくらい違いますか?
2026年9月時点で、PSA Japanの最安プランはスタンダードの1枚9,980円(申告価格15万円以下)に、1注文ごとの事務手数料550円と保険・返送料が加わります。ARSは3万円までのカードなら1枚3,850円です。BGSとCGCは米国の料金で、2026年7月時点でBGS Baseが14.95ドル(サブグレード付き17.95ドル)、CGC Bulkが17ドル(25枚以上)、Economyが20ドルです。BGSとCGCは国際送料や代行料も考えて比べてください。
売るならどの鑑定会社が高いですか?
同じカード、同じ点数なら、PSAが高くなることが多いです。大手マーケットプレイスの売却履歴を比べると、同じカードでもPSA10がCGC10やBGS9.5より高く売れている例がよく見られます。そのため、売ることが目的の人はPSAの高い料金を払っています。例外はBGSのブラックラベル10で、PSA10を上回ることもあります。自分で持っておくカードなら、安い鑑定会社のケースでも保護の役目は同じです。
BGSのブラックラベルとは?
センタリング、コーナー、エッジ、表面の4つのサブグレードがすべて10のBGS10です。条件からして数が少なく、コレクターは大きなプレミアを払っています。9.5以上のBGSはゴールドラベルになります。
まず確かめたいのは、そのカードに鑑定する価値があるかどうか
Ripdexでスキャンすると、未鑑定の最新の市場価格がわかります。鑑定料を払う前に、元が取れるかを計算しましょう。 日本語版カードも認識できますが、表示されるのは米国市場価格(USD)です。アプリは無料で、スキャン回数の制限も会員登録もありません。

関連ガイド
出典(2026年9月時点)
PSA Japan、ARS、日本からの出し方、納期に関する情報は、2026年9月に以下の出典で確認しました。 BGSとCGCの米国の料金は、英語版ページで2026年7月に確認したものです。
- PSA:東京オフィス開設のお知らせ(2018年11月、英語)
- PSA Japan:サービスレベル変更のお知らせ[2026年9月](スタンダード新設)
- PSA Japan:「バリュー」プラン受付停止のお知らせ[2026年6月3日適用]
- かどや:PSA鑑定とは?料金・期間・出し方(2026年9月15日からの料金表と予定納期)
- 攻略大百科:PSA鑑定料はいくら?(事務手数料550円)
- ARS:料金案内
- ARS:公式サイト(日本初のTCG鑑定機関、2026年4月17日の料金改定)
- トレ研ポケカ:ARS鑑定の出し方(所在地、10+、センタリング、納期、2026年2月21日更新)
- トレカの地図:トレカ鑑定会社のおすすめは?PSA、ARS、BGS、CGC(2026年9月8日更新)
- オリパのミカタ:BGS鑑定の出し方とPSAとの違い(日本からの申込方法、納期、2026年9月)
- オリパのミカタ:CGC鑑定の評判(日本公式受付センター、納期、2026年9月)
- スニーカーダンク:BGS鑑定が丸わかり(ブラックラベルとゴールドラベル)